本紙はこのほど、通信販売・訪問販売で健康食品を販売する企業を対象に、アンケート調査を実施、健康食品開発において今後取り入れたい訴求ポイントについて聞いた。通販と訪販とでは、取り入れたい訴求ポイントが大きく異なることが分かった。通販では「更年期障害」が最も多く、訪販では「美容」が最も多かった=グラフ参照。
本紙では、全国の通販・訪販企業を対象に調査を実施。「健康食品の新商品の開発やリニューアルにおいて、取り入れたい訴求ポイント」について、複数回答で聞いた。通販では11社が回答、訪販では20社が回答した。
訪販には、ネットワークビジネスや宣伝講習販売、サロン販売、宅配も含まれる。3月に調査票を送付し回収した。
通販では、「更年期障害」が7社と最も多く、「腸内環境」(5社)、「脳機能」(4社)、「関節」「美容」(3社)の順で多かった。
同様の質問をした前年同時期の調査では、「ダイエット」「腸内環境」「美容」「筋肉」「疲労」がいずれも4社で最多だった。上位の顔ぶれが大きく変化したことが見て取れる。
▲今後取り入れたい訴求ポイント(訪販)一方、訪販の今回調査では、「美容」が7社と最も多かった。「免疫」「ダイエット」が5社で次に多かった。「不眠」は4社、「アンチエイジング」「抗酸化」「抗糖化」「ストレスケア」「腸内環境」は3社だった。
前年の訪販の調査では、「アンチエイジング」「腸内環境」「美容」がいずれも7社で最多だった。「抗糖化」「ストレスケア」「免疫」「不眠」が5社で続いていた。
訪販では、健康食品の開発の方向性が前年とあまり変わっていないことが分かった。
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