【特集 宣伝講習販売】 <企業動向> ラサンテインターナショナル、来店客はコロナ禍前の水準に　採用情報をSNSで発信

ラサンテインターナショナルの2022年12月期の業績は前年から横ばいの40億円だった。社員が減少したため、店舗数は11店舗に減ったものの、会員向けに販売を行う「集い」を17チームで展開するなど堅調に推移している。

2023年12月期は、店長育成を引き続き強化し、店舗数の回復を目指す。すでに店長やセコンド、メンバーの階層別に行う研修を対面形式に戻して定期的に開催している。

社員の働き方改革も進める。土日を休日にするなど稼働日数を減らすことで、労働環境の改善につなげる。新卒社員の離職防止にもつながりつつあり、インスタグラムなどSNSを活用した採用活動に力を注ぐ。

新卒採用は継続的に実施しており、2024年4月入社は20人を予定する。現地採用を基本としているものの、採用環境は年々厳しくなっているという。採用ホームページを充実させるほか、大学生を対象に採用情報を発信するインスタグラムを立ち上げ、先輩社員の声を掲載するなど積極的な情報発信に努めている。

来店客はコロナ禍前の水準にまで回復しつつある。集客チラシにQRコードを記載し、企業サイトに遷移するように設定。企業サイトの更新頻度を高めて企業価値の向上に努めていく。