アイビー化粧品の2024年3月期においては、新製品の洗顔シリーズ「アイビーアトラクティ」シリーズが好調に推移したものの、下半期は需要回復に向かわず、「アイビーアトラクティ」以外の強化製品・レギュラー製品が予測した出荷数に至らなかったとしている。
主力製品のレッドパワーセラムは、目標3万セットのところ、1万6473セットの出荷にとどまったとしている。ホワイトパワーセラムも同様に、目標2万セットに対して、1万3754セットの販売にとどまったという。主力製品の売り上げ不振が、通期の売上高に影響したとしている。
販売員が高齢化し、コロナ禍に販売員の死亡率が急増したことも、業績低調の要因の一つだと考えているという。
販売組織の研修イベントへの動員や新規顧客の獲得、販売員の増員については、期初は低迷していたものの、次第に回復傾向にあったという。
アイビー化粧品では2025年3月期において「ユーグレナバイタルEX」などの健康食品の新製品を発売する予定だ。主力製品「レッドパワーセラム」の販売強化も行っていくとしている。
2025年3月期の通期の業績見通しとして、売上高0.1%増の27億1500万円、営業利益は6.9%増の2億円としている。