リフォーム訪販のメッドコミュニケーションズ(本社東京都、佐々木洋寧社長)の2023年12月期の売上高は、前期比41.7%増の120億円だった。2023年4月に入社した新卒の営業マンの活躍が、売り上げ拡大に大きく寄与したとしている。親会社のメッドホールディングス(旧ネクステージグループ)の連結売上高は、前期比18.1%増の150億円となった。
佐々木社長によると、2023年4月には、メッドホールディングスで60人を新卒採用したという。新卒人材が、体系化された、再現性のある営業ノウハウを習得し、スピード感を持って成長できたことが業績の拡大につながったとしている。
新卒の営業マンが、現場で顧客宅を訪問し、価値の高い商品の提案営業を実施し、先輩社員のクロージングまでつなげたケースが多かったという。
2024年4月には、メッドホールディングスに90人の新卒社員が入社。2025年4月には100人を新卒採用する計画だとしている。メッドホールディングスでは、学生時代に運動部を経験した、体育会系の考えを持つ人材を主に採用しているとしている。
メッドコミュニケーションズの2023年12月期の売り上げを見ると、蓄電池・太陽光発電パネルなどのエネルギー商材や、塗装・キッチン回り・エコキュートなどのリフォーム商材が大きな割合を占めたという。ヘルスケア関連製品の売り上げは約10億円だったとしている。
メッドコミュニケーションズでは、業績が好調であることから、2024年12月期中に、熊本や愛媛に、新規の営業所を出店する予定もあるという。
2024年12月期中には、M&A戦略も強化する計画だ。メッドホールディングスの連結売上高として、175億円を目指すとしている。
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