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2024.05.31

ベネッセホールディングス、2024年3月期 介護・保育好調も微減に 国内教育が軒並み減収

ベネッセホールディングス(本社岡山県、小林仁社長)の2024年3月期の連結業績における売上高は前期比0.3%減の4108億1500万円だった。大学・社会人事業や、介護・保育事業は増収となったものの、「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」などの国内教育事業が同3.3%の減収となった。

国内教育事業の売上高は前期比3.3%減の2076億5100万円だった。同事業の大半を占める進研ゼミは、高校講座が前期比12.0%減、中学講座が同6.8%減、少額口座が同4.5%減と、軒並み減収となった。

国内こどもちゃれんじ講座の売上高は、前期比7.5%減の181億9000万円と、進研ゼミと国内こどもちゃれんじで、696億円の減収となった。

国内教育事業の減収の主な要因は、進研ゼミおよび国内のこどもちゃれんじにおける、延べ在籍数の減収だとしている。

進研ゼミと国内こどもちゃれんじの2024年3月期における累計延べ在籍数は、前期比12.0%減の2304万9000人だった。特に国内こどもちゃれんじの延べ在籍数は、前期比で16.8%の減少となった。




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