DINOS CORPORATION(ディノスコーポレーション、本社東京都、宇津洋一社長、以下、DINOS)は5月、オウンドメディアで新連載を開始した。商品の評価ではなく顧客のストーリーなどを紹介し、企業ブランディングやオンラインショップへの送客につなげたい考えだ。
オウンドメディア「Everything Has A Story(エブリシングハズアストーリー)」は、同社の企業ビジョン「モノがたりで、くらし、たのしく。」の認知向上を目指して開設した。新連載「ディノスで「#くらたの』」では、DINOSの顧客の「購入品の評価ではなく、そのモノの先にあるストーリー」を紹介する。口コミやコールセンターで得た顧客の声の中から、個別に連絡して取材しているという。
「同じ商品を購入しても、顧客一人一人に異なるストーリーがあるのだと改めて感じた」(経営戦略部企業広報担当・菅谷しのぶ氏)と話した。同企画について、今後は顧客から原稿を募集することも検討している。
オウンドメディアの流入は、人名などのオーガニック検索や、DINOSのオンラインショップ上のバナーがメインだという。同社の商品に関わる「ディープな物語」の発信で読者の興味を引き、記事内にオンラインショップのリンクを設置することで購入につなげる。
「一般的にオウンドメディアによるブランディングには時間がかかると言われている通り、まだまだ道半ばではあると思う。ただ、DINOSの顧客以外にも読まれている記事も多く、手応えを感じている」(同)と話した。
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