シーボン、集中ケアシリーズがヒット 1年半で10億円の売り上げを記録

化粧品のサロン販売のシーボンでは、サロンケアメソッドのスペシャルキットとして販売している「C’ores（コアズ）」シリーズがヒットしている。2022年11月に最初の商品を発売。これまで同シリーズから合計3キットを発売してきたという。同シリーズの累計売り上げは、2024年4月時点で、9億6000万円に上っているそうだ。

「コアズ」は、サロンケアメソッドの「核（コア）」となるエッセンスを軸に、肌に効果的なアイテムで構成している。シンプルで充足感の高いスペシャルキットだという。同社のサロンでは、プロのフェイシャリストによる60分のサロンケアに使用している。同じ商品を自宅用に購入し、セルフケアでも使用できる。自宅で使用する場合は、1週間で使い切る仕様になっているという。

2022年11月に発売した「コアズ Raise（レイズ）」は、機能性美容液、保湿クリーム、エッセンシャルオイル、顔用パック、マスクシートの5点をセットにしている。

乾燥によるダメージやターンオーバーの乱れ、バリア機能の低下をケアするセットとなっている。

美白ケアの「ブライトン」、エイジングケアの「エンパワー」の二つもラインアップしており、いずれも美容液など5点をそろえたラインアップとなっている。

「コアズ」シリーズの商品はいずれも、「短期間の集中ケア」という訴求で販売しているという。「コアズ」を使った、60分のサロンのフェイシャルエステの手技で、肌の変化を実感してもらいやすい設計となっている。そのため、自宅でのセルフケアのために購入するユーザーも増えているという。

「コアズ」の価格は3キットとも、税別1万2000円となっている。

シーボンのサロン店舗の中には、「コアズ」が特別な人気になっている店があるという。「コアズ」を口コミで広げてくれる顧客も生まれているとしている。

6月には、「レイズ」と「ブライトン」の美容液だけのセットも発売する予定だとしている。