化粧品メーカー大手のポーラ(本社東京都、及川美紀社長)が2023年8月に発売した、「B・A 3Dコンシーラー」の売れ行きが大きく伸びている。2023年12月期は、発売時に立てていた売り上げ目標を、62%超えて達成。同商品をきっかけに獲得した新規顧客は、目標の4.3倍にもなったという。2022年に発売して人気となっていた、目元ケアの「アイゾーンクリーム」と同様のスキンケア効果があることなどが、人気の秘訣となっているようだ。
「3Dコンシーラー」は、コンシーラーとしてシミなどの色ムラをカバーするだけでなく、くぼみやたるみといった形状もカバーする設計になっている。紫外線を浴びると発光するオイルを配合。くぼみやたるみなどの形状によって生じる影を、発光によって飛ばす機能があるとしている。
「アイゾーンクリーム」と共通の美容成分を配合。目元のスキンケア効果があるという。
(1)「B・A」シリーズ初のコンシーラーである(2)「B・A」シリーズとしては比較的手に取りやすい税込6930円である─といった点が好評で、2023年8月の発売前に、美容雑誌や美容系インフルエンサーの間で話題になっていたという。
発売後は、十分な在庫を用意していたものの、完売や欠品が相次いだとしている。
サロンでの対面販売が、一番売れているチャネルだとしているが、百貨店やECでも新規顧客を多く獲得できているという。
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