FC別の売上高は、ヨシケイ新潟が前期比0.9%減の32億9700万円、ヨシケイ群馬は同25.0%増の7億4100万円、ヨシケイ北海道は同4.4%減の6億1700万円だった。ヨシケイ群馬の増収は、ヨシケイ両毛への卸売高が上乗せされたためだという。
福祉施設などへの食材販売を行う「ヨシケイキッチン」は受託施設数が順調に増加した。また、サブ・フランチャイズだった「ヨシケイ両毛」を子会社化したことで増収した。
しかし、主力商品の一般家庭向けミールキット「すまいるごはん」は、販売平均単価は上昇したものの、新規顧客が減少したことにより販売セット数が減少した。中元・歳暮などのギフト商品や全国各地から取り寄せた季節商品の売り上げも前年に比べて減少した。
同社では「ミールキットの売上高はコロナ禍前と比較しても芳しくない。原材料や各種コストの上昇を踏まえて価格を引き上げたところ、販売数が落ち込み販売単価上昇でも吸収できず、環境は厳しさを増している」(IR)とコメントしている。