消費者庁は今年1月から3月に、健康食品などのネット広告について虚偽・誇大表示の監視を行った結果、文言に健康増進法違反のおそれがあるとして244事業者の253商品に対して表示の改善指導を行ったと発表した。
指導した事業者が出店する通販モール運営会社にも表示を適正化するように協力を依頼した。
指導を受けた商品の区分は、健康食品が201品、加工食品が28品、飲料等が18品、生鮮食品が6品だった。がん、生活習慣病、アレルギーなどの改善に効果があるような表示が目立った。
今年度(2023年4月から2024年3月)に行った改善指導の件数は事業者数が711、商品数が792となった。