ノニジュースや健康食品をネットワークビジネス(NB)で展開するパートナーコ・ワールドワイドインク(本社米国ユタ州、ダレン・ゾブリストCEO)は5月31日、メディア向けラウンドテーブルを開催し、日本市場を拡大させるための目標設定や、10月のグランドオープンに向けた取り組みを説明した。
同社は5月、ゼンノア、パートナーコ・モリンダジャパンの3社を統合させると発表した。6月からプレオープン期間とし、10月25日に開催する「パートナーコ・エクスペリエンス(PXP)」をグランドオープンと位置づけた。10月には全グループの報酬プランをグローバルで運用しているプランに統一する。ユニレベルにバイナリーの要素を加えたハイブリッド型のプランに変更になる。
日本・中国語圏エリアマネージャーのイル・ジョー氏は、日本市場での戦略について、「効率性を重視し、裁量をローカルにおろしていくようにして取り組む。日本市場は、日々のプロモーションなどビジネス展開するための基盤がある。新しいプログラムを展開していきたい」と話した。
会見でグローバルの現況を説明したジョン・R・ワズワースCBPOによると、2024年1-3月(第1四半期)の売上高は前年同期比17%増で、ビジネス会員登録は同20%増など、好調に推移しているという。「特に米国とEU市場が好調で、今年1‐5月のデータでは、前年同期間比で売り上げも増加している」と話す。
▲勢ぞろいした経営陣日本市場で発売する新製品にも言及した。日本統括マネージャーの勇氏は「スレンダライズという、グローバルで売れ行きが好調な製品をリリースする。これまでにない新しい製品だ」と話した。
10月の統合に向け、ゼンノア会員への説明やトレーニングも順調に進んでいるという。「発表当初はリーダーの反発もあったが、創業者ジョン・A・ワズワース氏からの呼びかけなどを通じて、新体制に向けた理解が得られてきた」(ゼンノア菅原誠司GM)としている。
▲ゼンノア・菅原誠司GM6月1日に開催したプレオープンイベントには、会員約470人が参加した。ジョン・R・ワズワースCBOや、グローバルの経営陣であるマーク・パターソンCMO、ケイティ・ホルト・ラーセンCIOなども登壇して、新体制に向けた方針などを会員に呼びかけた。
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