新日本製薬の2023年10月-2024年3月期(第2四半期)における通販売上高は、前年同期比7.1%増の177億6300万円だった。20代を中心に若年層の開拓が進む若年層向けブランド「PERFECT ONE FOCUS(パーフェクトワンフォーカス)」の販売が大幅に伸長した。ヘルスケア商品も好調だったという。増収効果とオペレーションコストの効率化により、大幅増益も継続できたとしている。
同期の連結売上高は、前年同期比7.7%増の196億5600万円だった。営業利益は同41.5%増の20億7600万円。経常利益は同42.0%増の20億8300万円。通販売上高も同7.1%増と伸長した。
オペレーションコストについては、フルフィルメントコストが、前年同期比0.2%減の20億7600万円となった。コールセンターコストは前年同期比7.9%減の11億4900万円だった。オールインワンジェルの詰め替えパッケージの切り替えによる、配送コストの効率化を引き続き推進するという。
化粧品を展開する「PERFECT ONE」ブランドは減収となったが、計画通りに進捗しているという。海外販売などの影響を除く、国内売上高(オフライン通販・EC・卸販売)も、前年同期を上回り着地したそうだ。
「PERFECT ONE FOCUS」は、EC・卸売りともに好調。同ブランド全体の2024年1-3月期(純第2四半期)の売上高は前年同期比87.0%増となり、大幅伸長した。同ブランドの新たな取り組みとしては、「Qoo10(キューテン)」でインフルエンサーとの大型施策を実施したという。その結果、Qoo10総合ランキング1位を獲得し、4日間で4万個以上の商品を販売した実績もあるとしている。
ヘルスケア事業においては、「Wの健康青汁」について、ECを中心とした、新規顧客の獲得が進み、定期顧客が増加。投資効率を重視した考えのもと、さらなる成長を狙い、ECチャネルの強化を目指すという。
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