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2024.06.07

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ナリス化粧品、男性の育休取得率56%に 取得者全員が3ヵ月以上取得

男性社員が育休を取得しやすい空気感が生まれている

化粧品訪販のナリス化粧品(本社大阪府、村岡弘義社長)は、2024年3月期の同社の男性社員の育休取得率が、56%に達したと発表した。2023年3月期は44%だったことから、前期比で12ポイントも上昇した計算になる。育休を取得した社員全員が、3ヵ月以上の長期間の取得となったことも分かったという。

ナリス化粧品では、1985年に、男女雇用機会均等法が制定された当初から、育児休暇を男性社員も取得できる制度設計をしていたという。2007年に初めて、男性社員が育休を取得し、2016年に増加し始めたのだという。
 
2023年度の男性の育休取得率は、5年前の3.6倍になるなど、多くの男性社員が育休を取得しやすい空気感が生まれているのだという。

1人目の子供の誕生時には取得しなかった社員が、2人目以降の子どもの誕生時に育休取得するといったケースもある。夫婦で同時期に取得する事例や、3回以上取得する事例などもみられるという。こうした事例には、同社の育休の取りやすさが表れているといえそうだ。




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