化粧品訪販最大手のポーラ(本社東京都、及川美紀社長)は5月20日、大分県別府市と、包括連携協定を締結したと発表した。別府市が進める観光事業「新湯治・ウェルネスツーリズム」の構想の実現を目的としているという。
ポーラが別府市と連携する事項として(1)「新湯治・ウェルネス」事業での協業(2)別府市民や観光客への美容・健康に関する啓発活動(3)地域の産業・観光振興に関すること(4)その他─を掲げている。
「新湯治」とは、温泉地周辺の地域資源を多くの人が楽しみ、温泉地に滞在することを通じて、心身ともにリフレッシュする取り組みを指す。
温泉地を多くの人に訪れてもらうことで、温泉地のにぎわいを生み出していくことを目指す取り組みだ。
具体的に予定している活動内容の中には、市営温泉での、温泉の美肌効果の分析もあるという。
ポーラでは、温泉のシンポジウム「別府ONSEN(オンセン)アカデミア」に参画することも予定している。「別府ONSENアカデミア」は、温泉の魅力を検証し、温泉資源を守りながら、新たな温泉の可能性を発信する、温泉のシンポジウムだ。
別府市には現在、3店舗のポーラのサロンショップがあり、約20人のビューティーディレクター(BD)が活躍しているという。
別府市との包括連携協定の活動においては、現地のBDがそれぞれのイベントに参加していくとしている。
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