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2024.06.10

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ショクブン、2024年3月期 主力商品落ち込み減収に 施設向け販売は堅調に推移

ショクブンの支社別売上高

ショクブンの2024年3月期における連結業績はアフターコロナで中食機会が減少したことや物価上昇による買い控え傾向の影響を受け、売上高が前期比8.9%減の63億9300万円となった。

主力のミールキット「メニュー商品」の売上高は同9.0%減の58億5100万円、特売商品の売上高は同3.0%減の5億4200万円だった。クリスマスや年末特売商品の売り上げが前期比で2600万円減少した。有名外食チェーンとのコラボ企画を昨年12月から主力メニューキットで展開した。2023年9月に開始した高齢者施設向けの事業食メニューの件数は徐々に増加していることから、さらに経営資源を投下し売り上げ拡大を加速させる。

生鮮野菜・加工食品、人件費などの高騰により収益圧迫を受けた事業構造の大幅な見直しに着手した。製造現場のシフト制導入や、多能工化などよる作業工程の見直し、機械導入による作業効率化のほか、個人宅への配送現場では配送自動化システムの導入による新たな仕組み作りにより固定費の変動費化を進める。




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