CBD(カンナビジオール)配合のサプリメントや化粧品などをネットワークビジネス(NB)で販売する、Qサイエンス(本社米国ユタ州、ジェイク・スペンサー社長)の日本法人Qサイエンス・アジアージャパン(本社神奈川県、有馬裕一社長)が5月31日付で日本市場から撤退した。
Qサイエンスは2012年に、全米プロフットボールリーグ(NFL)でクォーターバックとして活躍したマーク・ウィルソンCEOが米国で創業した。日本では2019年からNFRで事業を展開してきた。複数の外資系NB企業で責任者を務めてきた有馬裕一氏が2021年9月に社長に就任し、組織の拡大に努めていた。
5月7日に6月1日からOTGをNFRに移行すると発表。その後、Qサイエンス米国本社の取締役会議で、5月31日をもって米国以外の日本を含む海外マーケット全ての閉鎖を決めたという。
本紙の取材では2023年夏ごろから新規会員が増加し、9月に開催したグローバルコンベンションでは日本から約40人の会員が参加したという。12月頃からは製品の欠品が出てきたことからフィールドの間で不安の声が上がり始めていたという。
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