プロジェクトでは、味の素の商品開発の知見を活用しつつ、クラシコムのプロセスに沿って商品の企画・開発を実施する。2024年6月から両社が共同でマーケティングを行い、「北欧、暮らしの道具店」などで開発した商品を販売する予定だという。
プロジェクトの開始に当たり、味の素は社内公募でメンバーを募集した。食品表示などのレギュレーションに関する監修も担う。クラシコムからはデザイナーや商品の企画開発担当がメンバーとして参加する。顧客に寄り添う企画開発や新商品のパッケージデザインのクリエーティブディレクションを主導する予定だ。
味の素の岡本達也執行役常務は、「当社はお客さまとの距離を本当に縮めたいと思っている。オウンドメディアでは、10年かけてすごく縮まった部分もたくさんある。クラシコムのもの作りはすばらしく、ご一緒することで、私たちもさらにお客さまとの絆を作り、新たな価値を提供できるのでは」と期待を寄せた。