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2024.06.14

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クラダシ、経営体制を刷新 時価総額500億円を目指す

河村晃平取締役執行役員CEOが代表取締役社長CEOに就任

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi(クラダシ)」を運営するクラダシは6月7日、新経営体制を発表した。河村晃平取締役執行役員CEOが代表取締役社長CEOに就任する。河村取締役執行役員CEOは、「5年後、10年後には時価総額500億円、1000億円と、日本・世界を代表するソーシャルカンパニーになる」と意気込みを示す。

河村取締役執行役員CEOは2019年6月、クラダシに参加した。入社以降、着実にキャリアを重ね、2022年、取締役執行役員CEOに就任した。業務執行を統括する責任者として、企業価値向上に注力してきた。

クラダシの2023年7月-2024年3月期(第3四半期)の売上高は前年同期比4.4%減の21億2700万円だった。2024年1-3月期(純第3四半期)の主力となるEC取引は同4%増と着実に伸びているものの、思うようには伸びていない。

「今期の第1四半期は食品の値上げがあった。通常、小売店舗は値上げ前に在庫確保に注力するため、メーカーや卸の在庫処分が進む。そのため1次流通の回転が上がり、1.5次流通(当社)への流通案内が減少する。このことが現在においても影響を及ぼしている」(河村取締役執行役員CEO)と説明する。

今後、クラダシは(1)EC事業の拡大(2)サプライチェーンの機能拡張(3)新規事業(M&A)による非連続の成長─で成長を図る。
 
豊田通商で自動車ディーラー事業に従事したり、ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux」を運営するLoco Partnersで執行役員を務めた河村取締役執行役員CEOの手腕に期待が集まる。
 
創業者の関藤竜也社長は代表取締役会長に就任する。社会課題を仕組みで解決していくという情熱とリーダーシップを社内外に発信し、クラダシの価値向上に励んでいく。両名それぞれの強みを活かした役割分担を行うことによって、将来の企業価値最大化につなげていく。




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