コープみらい、2024年3月期 宅配事業が0.7％増収 供給高2947億5900万円に

東京・千葉・埼玉の地域生協のコープみらい（本部埼玉県、熊崎伸理事長）の2024年3月期における宅配事業の供給高（売上高）は前期比0.7％増の2947億5900万円だった。
　
週に一度、決まった曜日に届ける個人宅配「ウイークリーコープ」は同0.8％増の2909億2000万円、週に3日以上、決まった曜日と時間に届ける「デイリーコープ」は同0.4％増の61億6000万円、「産地直送便」は同7.3％減の17億7000万円だった。

2024年3月に宅配向けスマホアプリを「コープデリ宅配アプリ」に刷新した。ネット注文「eフレンズ」のデザインを見直し、優先度に応じた掲載位置に変更するなどを進めた。


▲第12回通常総代会会場の様子

複数の媒体で掲載していたペット関連商品を6月に統合した。9月には日本生活協同組合連合会と共同で化粧品カタログ「コスメdeきれい」を創刊し、2024年2月からは「無印良品」の取り扱いを始めた。

6月6日に都内ホテルで開催した「第12回通常総代会」で、熊崎伸理事長は「生協の魅力は組合員の願いをもとに活動する組織であることだ。そして形にできる事業があること。このニつの総合力こそが生協最大の強みだ」と話した。