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2024.06.15

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東京都、ヤマト、日本郵便などとイベント トークセッションには小池知事が登壇

イベントには小池百合子都知事も参加した

東京都は6月11日、KITTE(キッテ)丸の内で、東京物流ビズ啓発イベント「減らそう!再配達」を開催した。会場ではヤマト運輸や日本郵便などが、再配達の減少につなげるサービスを展示。小池百合子東京都知事が、展示・体験ブースを視察したほか、小池都知事が参加するトークセッションも行われた。

同イベントは、東京都が主催。国土交通省、佐川急便、日本郵便、フルタイムシステム、ヤマト運輸の協力で開催された。会場内のブースでは、協力企業などが、宅配ボックスや置き配バッグの展示を実施。配送ロボットのデモンストレーションも行われた。

小池都知事は、各ブースを視察。ヤマト運輸のブースでは、宅配ロッカーを実際に使用し、荷物の受け取りのデモンストレーションを行った。


▲宅配ボックスや置き配バッグの展示を実施

トークセッションには、小池都知事のほか、佐川急便、日本郵便、ヤマト運輸の配達員計3人も参加した。荷主側としては、三越伊勢丹の社員1人も参加。「どうしたら再配達を減らせるか」をテーマにトークを行った。小池都知事は「再配達は、ドライバーの労力と二酸化炭素の排出で、二重の無駄。削減を進めていきたい」と話していた。

トークセッションに参加したヤマト運輸のドライバーは、「配達エリアは共働き世帯が多く、再配達になりやすい。戸建てだと宅配ボックスがない、マンションでも宅配ボックスが埋まっていて、再配達になることもある」などと、日頃の業務の中で感じる課題について話した。日本郵便のドライバーは、「多摩地域を担当している。再配達で夜になると、暗い道が多く、時間がかかる。エレベーターがない建物もある。置き配がしやすくなるサービスなどが増え、負担が減ればと思う」と話した。


▲荷物受け取りのデモンストレーションの様子

これに対し小池都知事は、「配送はドライバーの努力で成り立っているのだと感じた。今回展示されていた置き配バッグなどを活用し、今後の宅配の中心にし、東京の物流を守ってほしい」としていた。

さらに小池都知事は、「荷物を出すほう、運ぶほうも工夫をしている。受け取る側も工夫し、全体で再配達の削減につなげてほしい」とも話していた。




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