家電のECを手掛けるディーライズ(本社東京都、貴島康博社長)の2024年2月期の売上高は、前期比1%増の180億5400万円だった。テレビ関連のカテゴリーの売り上げが、前期比で30%減となったものの、ノートパソコンやタブレットなどが好調だったという。
好調だったノートパソコン関連では購入単価の増加が目立っていたという。「近年、商品自体の単価が上がっていることもあり、10万円近い価格帯のノートパソコンが人気だ。以前は、4万~5万の商品も売れていたが、購入単価がだいぶ上がってきている」(システム開発部マネージャー兼販売企画部マネージャー・宮川裕之氏)と話す。
ECの販路別では、自社ECサイトの売れ行きが好調。楽天市場、ヤフーショッピングは、前年割れとなったとしている。Amazonは増収となったものの、2023年2月期に大きく落としていたことから、「売り上げが伸びたというよりは、回復してきたという印象だ」(同)としている。
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