しまむら、効率的に販促展開 AIモデル「瑠菜」を起用

しまむらは6月5日、「ファッションセンターしまむら」の販促にAIモデル「瑠菜（るな）」を起用したと発表した。「瑠菜」を販促物に掲載したり、インスタグラムで情報を発信したりする。よりスピード感のある販促を実現し、10～20代のファン層拡大を目指す。

AIモデルはAI技術で生成した企業専属のファッションモデルやタレントのこと。タキヒヨー、AI model（エーアイモデル）との3社プロジェクトとして、AIモデルを起用した。ECサイトやカタログ、店頭におけるキービジュアルに活用することで、制作や撮影のリードタイムの短縮、コスト削減などを実現する。

しまむらが起用したAIモデル「瑠菜」は、20歳の服飾専門学生という設定。将来の夢は「ファッションモデル」で、趣味は「家族にコーディネートを披露すること」といったプロフィールを公開している。

すでに5月23日に開設した「ファッションセンターしまむら下高井戸店」の販促として、ポスターやチラシにモデルとして掲載している。今後、さまざまな販促にも活用していく。