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2024.06.21

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マクニカ、鉛蓄電池を開発 2024年秋頃に受注開始

家庭用の鉛蓄電池システム「soldam」

半導体やサイバーセキュリティーをコア事業とするマクニカ(本社神奈川、原一将社長)は6月11日、鉛蓄電システム製品の企画や開発、製造などを手掛けるサーキュラー蓄電ソリューション(本社東京都、上岡巧幸社長)と共同で、家庭用の鉛蓄電池システム「soldam(ソルダム)」を開発したと発表した。
 
販売は、2024年秋頃をめどに受注を開始する。

ソルダムは、1個1.2キロワットアワーの鉛蓄電池を6個組み合わせた7.2キロワットアワーの鉛蓄電池。一般的なリチウムイオン蓄電池に比べ約3分の1の低価格にも関わらず、同程度の蓄電容量と耐久年数を保持するという。

鉛は素材としての安全性が高く、鉛の品質をそのままの状態でほぼ100%リサイクルすることが可能だという。
 
環境への配慮や適切な処理でリサイクルでき、再生鉛を活用した蓄電池としての再利用も可能だという。

マクニカが提供するエネルギー管理システム「Kisense(キーセンス)」を実装し、鉛蓄電池が常に均一的に放電や充電を行っているかどうかの状態を監視することができる。監視によって、適切な時期に蓄電池の交換が可能になる。




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