FC(フランチャイズ)加盟店の売上高は、前年同期比4.2%増の66億2712万円だった。
FCの店舗数は、2023年7月末と比較して「まごころ弁当」が14店舗減、「配食のふれ愛」は16店舗減、「宅食ライフ」が13店舗増えた。4月末時点の合計店舗数は953店舗となり、昨年7月末と比べて減少した。
撤退した店舗を外部のM&Aサイトを利用して引き継いだことで、前年度から運営している既存店の売り上げは、前年同期比9.2%増と好調に伸びた。2023年9月に卸価格を3%値上げしたことも、増収の要因の一つだとした。
高齢者施設向け食材販売の売上高は、前年同期比15.9%増の11億2929万円と順調だった。
高齢者施設での需要の変化を捉え、冷蔵食材よりも冷凍食材に比重を置いた営業活動を行った。同社で取り扱う冷凍食材「こだわりシェフ」より安価な「おてがるシェフ」の需要が高まっているという。
冷凍弁当の直販の売上高は、前年同期比36.2%増の23億228万円に伸長した。安価で商品提供ができたことや、配送料と商品価格を分けた価格表示に変更したことで、2024年2月に広告費を削減しながらも、利用者数を増やすことに成功した。