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2024.06.24

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シルバーライフ、第3四半期 売上高11.5%増 販売価格の見直しなど奏功

高齢者向け配食サービスを手掛けるシルバーライフの2023年8月-2024年4月期(第3四半期)の売上高は、前年同期比11.5%増の100億5800万円だった。販売価格の見直しなどが増収要因となった。

FC(フランチャイズ)加盟店の売上高は、前年同期比4.2%増の66億2712万円だった。

FCの店舗数は、2023年7月末と比較して「まごころ弁当」が14店舗減、「配食のふれ愛」は16店舗減、「宅食ライフ」が13店舗増えた。4月末時点の合計店舗数は953店舗となり、昨年7月末と比べて減少した。

撤退した店舗を外部のM&Aサイトを利用して引き継いだことで、前年度から運営している既存店の売り上げは、前年同期比9.2%増と好調に伸びた。2023年9月に卸価格を3%値上げしたことも、増収の要因の一つだとした。

高齢者施設向け食材販売の売上高は、前年同期比15.9%増の11億2929万円と順調だった。

高齢者施設での需要の変化を捉え、冷蔵食材よりも冷凍食材に比重を置いた営業活動を行った。同社で取り扱う冷凍食材「こだわりシェフ」より安価な「おてがるシェフ」の需要が高まっているという。

冷凍弁当の直販の売上高は、前年同期比36.2%増の23億228万円に伸長した。安価で商品提供ができたことや、配送料と商品価格を分けた価格表示に変更したことで、2024年2月に広告費を削減しながらも、利用者数を増やすことに成功した。




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