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2024.06.22

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日本郵便、30年ぶりの一斉値上げ 第一種郵便物で約3割

第一種郵便物および第二種郵便物の新料金

日本郵便は6月13日、はがきや定型郵便物、特定封筒郵便などを、10月1日から値上げすると発表した。増税以外で同社が一斉値上げを行うのは、1994年以来で、30年ぶりとなる。

25グラム以下の定型郵便物の料金は、84円から110円に、25グラム超50グラム以下の料金も110円になる。
 
通常はがきは63円から85円となる。
 
第一種郵便物は、定型外郵便物(規格内)、定型外郵便物(規格外)で、全体で約3割の値上げとなっている。
 
特定封筒郵便物(レターパックなど)は、「レターパックライト」が370円から430円、「レターパックプラス」が520円から600円となっている。顧客の利便性などを考え、約15%の値上げになっているという。

郵便物数は2001年度をピークに大きく減少。同社では、今後も右肩下がりの傾向が継続していくことが見込まれるとしている。

一方、各コストの増加や、営業費用の増加が見込まれており、郵便料金の値上げをせざるを得ない状況だという。
 
6月13日に、25グラム以下の定型郵便物の上限額を定めている郵便法施行規則の規定が改正されたことを受け、郵便料金の改定を実施したとしている。




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