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2024.06.27

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総合通販

カタログハウス、2024年3月期 売上10%減の240億円 今期は商品・媒体強化で業績回復狙う

今期も発熱肌着「フジヒート」の販売に注力する(写真は昨年10月に開催した商品発表会)

カタログハウス(本社東京都、平野裕二社長)の2024年3月期における売上高は、前期比10.0%減の240億5000万円となった。2025年3月期は注力商品をさらに強化するとともに、カタログ「通販生活」の発行回数を増やすことで業績の回復を目指す。

2024年3月期における営業利益は、同68.0%減の4億4000万円、経常利益は同83.0%減の2億3000万円だった。
 
上半期は十分な媒体展開ができなかったこともあり、売上高が減少したという。下半期はマスコミ通販を強化したが、通期で前期の売り上げには届かなかった。

2025年3月期は、養生食品や化粧品の販売を強化する。昨年10月に発売した発熱肌着「フジヒート」の販売にも注力する。発売時に新聞広告やテレビでのプロモーションを展開し、新規顧客の獲得を図った。既存顧客からの反響も良く、定番商品として育てていきたい考えだ。

媒体も強化する。2024年からメインのカタログ「通販生活」の発行頻度を、年4階から年6回に増やしている。既存のカタログ読者との接点を増やし、購入機会の拡大を狙う。

ECサイト「ウェブ通販生活」の改革も行う。サイトに掲載するコンテンツや動画などを拡充し、ネット販売の拡大も図る。




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