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2024.06.27

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健康食品

フォーデイズ、2024年3月期は増収増益 人が集まる場所と機会提供が奏功

核酸栄養の健康食品や化粧品を販売するフォーデイズ(本社東京都、和田佳子社長)の2024年3月期業績は、リアルイベントやセミナーの開催など、人が集まる場所と機会の提供に注力したことが功を奏し、参加者数がコロナ禍前の水準に回復基調を取り戻したため、売上高は前期比0.7%増の319億1900万円となった。

経常利益も前期比14%増の33億200万円に、当期純利益は34.6%増の21億4100万円で、増収増益決算となった。

当期の事業別業績を見ると、「健康食品事業」は、同社の主力商品で販売開始から25年目となった核酸ドリンク「ナチュラルDNコラーゲン」を2023年12月に9度目のバージョンアップとなる第10世代を発売。累計販売本数は7000万本を超えた。

また新製品として、2023年12月にエネルギッシュドリンク「ギンギン マムシ」を、2024年2月にフェムケア関連製品の「フェム ハーモニー」を発売した。健康食品事業の売上高は同0.6%減の249億5700万円となった。

「化粧品事業」の売上高は過去最高の69億6100万円を記録した。2023年6月に頭皮用ファンデーション「フォーデイズ ポンポン ヘアパウダー」、2024年3月には同社初の男性用スキンケアブランド「メンズ イオ」シリーズとして、洗顔料と化粧水の2品目を発売した。その結果、前期と比べ5.8%増収した。

「海外事業」では台湾が引き続き好調で、売上高、経常利益ともに過去最高を更新したという。ベトナムは、2022年4月に代理店契約した健康食品等輸入販売会社が、ハノイ市内に新店舗を構えるなど順調に事業を拡大しているという。その他、アジア諸国をはじめとした未進出国市場の開拓に注力したとしている。

同社は社会貢献にも積極的に取り組んでいる。「一般財団法人フォーデイズ自立支援協会」では、当期も自然科学などの分野で研究を行っている研究者3人に研究助成金を交付した。2015年に協会を設立して以降、交付者数は23人になったという。また、学術研究支援活動として、東京大学の基金「UTokyo NEXT150」への寄付を実施している。




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