ヒト幹細胞培養液配合のスキンケアやNMN配合のサプリメントをネットワークビジネス(NB)で展開する、QUALIA(クオリア、本社大阪府、神農晶社長)のスキンケアシリーズ「ベルクアージュ」が好調だ。このほど導入した新たな報酬プラン「Saving bonus(セービングボーナス)」も好評で、休眠会員が活動を再開したり、スキンケアを中心に製品のリピート率が高まっているという。
ヒト臍帯血幹細胞順化培養液配合の次世代セラムを配合した美容液「エッセンス」を主力に、フェイスクリーム「Enrich Cream(エンリッチクリーム)」と「Moisture& BalancingLotion(モイスチャー&バランシングローション)」(化粧水)の3製品で展開している。
ヒトデから抽出した体膣液エキス「ジュペンタイド」を配合し、弾力性とハリの効果が期待できるという。さらに、「アステロサポニン」の作用も期待できるとする。
京都大学科学研究所と大阪市立大学大学院生活科学研究科との共同研究で開発された「ナールスゲン」はエイジングケアの化粧品原料。肌に塗ると、細胞内でコラーゲン産生量が2~3倍に、「エラスチン」の量が1.5倍以上に増加するという。
製品価格を見直したことも成果につながった。「ベルクアージュ」シリーズの製品価格を見直し、2製品セットで1万5000円、3製品セットでは1万8000円と割安感を出したことでリピート購入する会員が増えたという。
美容室や飲食店、通販などを経営するアクティブビジネスメンバーが無料で出店でき、会員はその店舗を利用する際に割引などの特典が受けられる「QUALIAパーク」を積極活用する会員も増えた。
QUALIAは1月から、東京と大阪で500人規模のトレーニングを始めており「規模感を体験してもらえる機会として手応えを感じている」(神農社長)と言う。秋には新製品の発表を予定しており、2024年11月期の売上高は前期比35%増の50億円を目指す。
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