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2024.06.28

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【NB化粧品特集】<インタビュー>美・Style 古田由里子社長「製品の体験機会を通じて、『シュリー』の機能性を訴求」

古田由里子氏


ヒトサイタイ間葉幹細胞順化培養液の化粧品やアルガトリウム配合のサプリメントを主力にする美・Style(本社愛知県)は、国産で、純度100%のヒトサイタイ間葉幹細胞順化培養液「Sri(シュリー)」を中心に、美容液や洗顔料、クリーム、ヘアケアシリーズをそろえている。創業10周年を迎える2025年に向けて「10周年プロジェクト」を発足。4月から、プロジェクトの3本の柱の一つ「社会経済活動」の一環として、新たな研修制度を始めた。トレーニングの成果も徐々に表れてきており、手応えを感じているという。トレーニング戦略やスキンケアの販売について、古田由里子社長に聞いた。


──2024年5月期の見通しについては。

「10周年プロジェクト」を発表してから、会員の意識が一段と高まってきた。2025年の10周年に向けて本社と会員が同じ方向を向いて歩み始めた。
 
今年3月から、登録初月の購入金額を軽減した「1ポジション登録」を始めると、期末の4・5月度は好調に推移した。地方都市を中心に、若年層やシングルマザーなどが初回登録時の負担が軽くなったことで新規登録が増えている。特に、男性リーダーが増えてきており、手応えを感じている。

──4月から始めたトレーニングについては。
 
2025年に向けた「10周年プロジェクト」として、4月から新たな研修制度を始めた。専門的な知識を学べる教育プログラムだ。皮膚科学や薬機法、商品知識を学び、トレーニングを含めた認証制度を導入した。

初級編に続き、6月から中級編を始めた。トレーニングの受講者が開催するセミナーを聞くと、トークに厚みが増していて、自信を持って話しているので成果を感じている。
 
コロナ禍は会員限定のクローズドセミナーが中心だったが、見込み客を対象にしたオープンセミナーを6月から再開する。オープンセミナーを開催する際には、本社が費用の一部を負担することで開催回数を増やしたい。

──スキンケア製品の強みについては。

スキンケア「Sri(シュリー)」シリーズは、国産で純度100%のヒトサイタイ間葉幹細胞順化培養液が大きなこだわり。昨年7月にはより機能性を高めることを目的にした「エクソソーム」と、しわ改善に効果が期待できる「ナイアシンアミド」を追加した。「エクソソーム」への関心は高く、製品の可能性に高い評価をいただいている。

女性だけではなく、男性もスキンケアへの関心は高い。外見を磨き上げることで、内面に自信が持てるようになる。ビジネス活動を通じて、自分が輝くと自信にもつながる。

──スキンケアをどのように訴求するのか。

トップリーダー中心に、自宅やマンションのレンタルルームなどを活用した、少人数にアプローチするセミナー「サロン会」で、洗顔が最も大事だと伝えている。スキンケアは正しい使い方が重要で、サロン会を通じて訴求している。最近では、男性リーダーも泡立てに積極的に取り組み始めている。

トレーニングはデイリーケアに加えて、「スペシャルケア」に照準を当て始めた。当社のスキンケアを全て体験した会員が手応えを感じて、購入するきっかけにもつながっている。

──化粧品業界の見通しについては。

コロナをきっかけに、口コミや男性向けの市場が広がった。特に、若い男性の美意識が高まっているように思う。エイジングケア世代を対象にしがちだが、新たな市場を開拓できるチャンスはまだある。

トレーニングを通じて顧客満足を高め、製品の販売にとどまらず、人に感謝を伝える人生の素晴らしさといった道徳観を広めていきたい。


美容液、洗顔料、スキンケアシリーズ「ヒト幹細胞培養液「Sri(シュリー)」

国産、純度100%のヒトサイタイ間葉幹細胞順化培養液「Sri(シュリー)」を中心に、美容液、洗顔料、クリーム、ヘアケアシリーズをそろえている。エイジングケア美容液「シュリーアムリタエッセンス」、エイジングケアクリーム「シュリープレステージリセットセラム」のほか、頭皮美容液「B Blanche HAIR ESSENCE(ビー・ブランシェ・ヘアエッセンス)」、美髪機器「G-NEXT HAIR(ジーネクスト ヘアー)」、美顔器「Sri CELL PLUs(シュリー・セル・プラス)」などを取りそろえている。

※Style/style/STYLE




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