本紙はこのほど、通信販売企業と訪問販売企業を対象に、2023年度の化粧品売上高を調査した。上位50社の合計売上高は7162億3400万円となった。化粧品通販では11社が増収を達成、減収は4社だった。上位50社の中で最も成長率が高かったアクシージアで、売上高は前期比38.%増の85億4000万円となっていた。化粧品訪販では、シーボン、フォーデイズ、ヤクルト本社の3社が増収となった。減少となった企業も2社あった。
実質成長率は2.2%
前年と比較可能な20社の売上高から算出した実質成長率は2.2%のプラス成長だった。実質成長率が3.0%のプラスだった昨年のランキングよりも、実質成長率の伸びは鈍化した。
通販では、アクシージア、コーセー、ビューティガレージ、フューチャーラボ、ポーラ、アイスタイルの6社が2桁成長となった。
オルビス、ディーエイチシー(DHC)、日本アムウェイなどの大手企業は、前年に続き減収となった。
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