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2024.07.01

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小林製薬、紅麹被害で76例調査中と公表 厚労省は報告の遅れ非難

小林製薬の紅麹サプリメントの健康被害問題で、武見敬三厚生労働大臣は6月28日、これまで把握していた5人の死亡者以外に、死亡に関する相談が170例寄せられており、同社が報告を怠っていたと発表した。

このうち94例はサプリとの因果関係がなかったほか、医師の調査を終えていることを確認。調査中の残り76例について、早急に報告するよう求めた。

厚労省によると、6月14日までに遺族などからの問い合わせから調査中の事例があることが分かり、同省の求めに応じる形で同27日朝に件数や内訳について報告を受けたとしている。

同社の判断で自主的な報告がなかったことに、武見厚労相は「極めて遺憾。もう小林製薬だけに任せておくわけにいかない」と述べ、進捗管理を強化する方針を固めた。

また、小林製薬は報告の中で、先に発表していた死亡者5人のうち1人は紅麹との関連が認めらなかったとした。


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