小林製薬は6月28日、厚労省に報告した新たな死亡相談76事例について、腎関連疾患とは異なる疾患で死亡した人も複数いて、紅麹サプリメントとの関連性が否定できる事例が含まれた件数であると発表した。
厚労省の会見のあとに詳細を追加発表した。
76事例の中には、直接的な死亡原因が腎関連疾患だった人がいる一方で、がん、脳梗塞、肺炎、大動脈解離などが原因の人もいた。これら腎疾患以外の診断を、報告対象外としていたことが厚労省への報告が遅れた理由と説明した。
報告の後回しと非難されていることを受け、これ以降は調査や報告などの方法を見直し、「死亡との関連性を調査している事例数」としてもまとめていくとした。
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