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2024.07.08

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【化粧品訪販 トップインタビュー】ペレ・グレイス 佐藤知己社長、「オハナサロン」での体験を通じて、製品の魅力を伝えたい

佐藤知己氏


ペレ・グレイス)(本社東京都)は、コロナ禍の3年間を「原点回帰」と位置付けた基盤整備が着実な成長への準備につながっている。2024年のテーマは「BE ALOHA!(ビー アロハ)」。6月中旬にはハワイ研修旅行を実施したほか、8月には初の国内宿泊研修旅行を予定しており、次の成長に向けた動きを加速している。創業20周年を迎える2027年3月期の年商を50億円に設定した。2025年3月期から3カ年の中期経営計画を推し進める、佐藤知己社長に話を聞いた。


――2024年3月期の業績については。

売上高は増収決算だった。ここ数年では、勢いのあるリーダーとのご縁をいただいたことが今後の成長に向けての可能性を感じた。会員の皆さんが、ビジネスを楽しんで、生き生きと活動している。
コロナ禍の3年間で、組織の地固めはできたので次の成長に向けた準備が整ってきた。「原点回帰」と位置付けた3年間に取り組んできたことの成果が表れてきている。私たち経営陣や社員も含めて大きく成長している。本社も会員も同じ方向を向いて、やるべきことがしっかりできている着実な成長という認識だ。
業界未経験者を中心に、新規会員登録も順調に増えている。50代の比較的若い層に勢いがあり、リーダーも誕生している。地方都市では、30~40代の子育て層も増えている。リーダーを含め、多くの会員が地道な活動をした結果が安定した成長につながっている。

――4月に開催した「春の総会」では1000人の会員が参加した。

今年1月に開催した新春セミナーを経ての1000人が集まった総会、その後開催したオハナミーティングと一連の流れがある。1000人を集めたイベントは当社にとっては久しぶりの機会だった。
ペレ・グレイスに思いを持つ会員に集まっていただくことが大きな力になり、参加した会員も今後の可能性に期待を感じたのではないか。9月には社長講演会を全国6カ所で開催する予定で、さまざまな施策を通じて会員との接点を増やしたい。

――「国内1泊研修旅行社長パーティーキャンペーン」を実施する。

当社として初めての国内での宿泊研修となる。東日本は越後湯沢、西日本が浜松、九州は熊本で、この三つからリゾート施設を選べるようにして会員が参加しやすくする。3カ所で延べ300人が参加する予定だ。
主な目的は、宿泊研修を通じて、ペレ・グレイスのことを知っていただくファンづくりの機会としたい。キャンペーンが達成できなかった会員のために、自費参加も可能にして、ペレ・グレイスを体感してもらう機会にしたい。組織の垣根を越えて会員同士のコミュニケーションを深めてもらい、刺激となってもらえればと期待している。

――7月1日に新製品を発売する。

「PELES HOKULEA(ホクレア)」シリーズとして、クリームタイプのシャンプー「CLAY CREAM SHANPOO」を発売する。スカルプケアとスキンケア、ナチュラルハーブで心を癒すハワイをコンセプトに据えた。
クリームタイプがトレンドとなっており、泡立たず、ヘッドマッサージとしても活用できるほか、男性でもすっきり洗い流すことができるのが特徴だ。


▲美容液「ペレズセラムマヒナ」

サロンで「スペシャルケア」を訴求


――スキンケアはどのように提案しているのか?

美容に関心の高い顧客を対象に、エステサロンの「スペシャルケア」に焦点を当てた戦略を打ち立てている。重要なアイテムとなるのが2023年10月に発売した美容マスク「MAHINA PREMIUM DOUBLE CURRENT MASK(マヒナ プレミアム・ダブル・カレント・マスク)」だ。
美容マスクを全国19店舗で会員が運営するサロン「オハナサロン」において、1回1500円で体験できるプランを始めた。


▲マヒナ プレミアム・ダブル・カレント・マスク

――「女神菌生産物質」についても研究への投資も積極的だ。

会員による説明に加えて、「オウンドメディア」などを通じて、若年層で美意識の高い、業界未経験の人との接点を増やしたい。創業20周年に向けて着実な成長を通じて年商50億円を目指していきたい。






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