取り扱いカテゴリーや商品数の拡大、利便性の向上を強化したことで物販売上高が拡大したという。物販事業におけるEC売上高の比率は、同3.4ポイント増の86.6%になった。物販売上高の中でもモバイルサイト/アプリ経由の売上高が伸びており、その比率は同3.1ポイント増の51.6%となった。
商品タイプ別では、化粧品・材料の売上高が同18.4%増の145億2400万円となった。スケールメリットや業務効率の改善により、価格競争力を維持しており、原材料の高騰に危機感を持っている美容サロンの支持を得ている。
2023年6月に生成AIサービス「ChatGPT」を活用し、美容サロンの開業相談や問い合わせにAIで対応するサービスの提供を開始した。販売促進につながるサービスの強化により、美容サロンの利便性を向上した。
2025年4月期はECサイトのUI/UXの進化・改善を進めていくとともに、引き続き商品ラインアップの拡充、提供サービスの強化を推進する計画だ。