ふくや、「ふくやポイント倶楽部」開始 アビスパ福岡や中洲まつりの応援にも

めんたいこの通販などを展開するふくや（本社福岡県、川原武浩社長）はこのほど、「ふくやポイント倶楽部」のサービスを開始した。所定期間の購入金額に応じた会員ランク制度を導入。貯まったポイントは値引きに使えるだけでなく、アビスパ福岡や中洲まつりへの支援にも活用することができるという。

同制度では、1年間の購入金額に応じて、「レギュラー会員」から「プラチナ会員」までの５段階の会員ランクを設定している。ランクに応じて、ポイントがプレゼントされる仕組みとなっている。

貯まったポイントは1ポイント1円で商品購入時に使える。そのほか、アビスパ福岡が行う「アビ芝プロジェクト」や、中洲まつりへの支援金にすることもできるという。

「当社では、通販・EC・実店舗の全てを独自のシステムで連携している。そのためポイント制度は通販だけでなく、ECや実店舗も含めて対応できている」（営業第一部ダイレクトマーケティング課・大野雅士課長）と話す。

同社では2024年5月、送料の改定を実施。これまで税込5400円以上で送料無料だったところを、送料330円にした。1万900円以上の場合は送料を同社が負担するという形にしたという。

「値上げをしているのは当社だけではないこともあり、既存顧客には納得していただけている印象だ。単なる送料値上げになってしまわないよう、ポイント制度を充実させ、顧客満足につなげていきたい」（同）と話している。