山田水産は大分県に本社を置く、ウナギの養殖から加工までを行う水産会社。霧島山系湧水を使用し、温度や水質、酸素量などを厳しく管理しているという。
ウナギの養殖では、一般的に、病気やその予防を目的に何種類かの薬品が使われるが、山田のウナギは無投薬養殖を実現したとしている。完全無投薬によるウナギで、徹底管理しているという。ご飯は佐賀県産の熟成米「夢しずく」をたれと一緒に炊き込んだ。
山田水産の冷凍うな重は自社ECサイトで販売している。この冷凍うな重を、ヨシケイのクールBOXに収まるように半年かけて包装を見直した。紙の箱のまま電子レンジで500Wで約6分温め、そのまま3分ほど蒸らすことで調理できる。
ウナギが高騰する中で、2食入り3980円という価格については、自社配送ができるメリットを生かし、配送コストを抑えることで割安で提供きるようにした。
試食会で商品物流部の重松晃氏は「ヨシケイとしても冷凍うな重の販売は高単価商品へのチャレンジの一環だ。7月の販売実績によって年末商戦や来年の販売を判断していきたい」と話している。