2023年12月時点で事業を停止して債務整理を行っていた、水素の生成器や乳酸菌商品をNB(ネットワークビジネス)で展開するPremica JAPAN(本社東京都、円谷卓司社長)が6月12日、東京地裁から破産開始決定を受けていたことが分かった。
販路の確保が進まず営業不振に陥って経営が悪化した。負債総額は債権者52人に対して約6600万円となった。
同社は2018年7月11日に創業し、毎年着実に成長を続けていた。独自のキャンペーン施策や格闘技団体へのスポンサー支援、子ども食堂への寄付など、さまざまな施策を投じて事業を拡大してきた。
本紙が取材した2023年7月時点では、設立10周年記念イベントや今後の業容拡大を図るための五つの施策を計画するなど、今後の事業方針も大方定まっていた。
本紙の取材に応じていた同年7月以降に経営が急激に悪化した。同社のトップリーダーが離脱したことなどで多くの会員が同社から離れたことが経営悪化の大きな要因となった。
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