コンタクトセンター事業を展開するビーウィズはこのほど、「物流2024問題」に対応する新たなビジネスコラボレーションツールの提供を開始した。顧客からの問い合わせをドライバーではなくコンタクトセンターが受け、必要な情報をチャットでドライバーに連絡する。これにより、ドライバーは配送業務に集中でき、業務効率を上げることができる。
ツール名は「Omnia LINK ANYPUT(オムニアリンク エニプット)」。ドライバーは同ツールがインストールされたスマホを使用する。商品購入者の不在などで、ドライバーから連絡が必要な場合、同ツールから発信する。
その際、コンタクトセンターのフリーダイヤルを通知することで、購入者からの折り返しの連絡はコンタクトセンターに入るようになる。コンタクトセンターで顧客対応を引き継ぐことが可能なため、ドライバーが再度電話をかける手間や、運転中や接客中に電話応対をする必要がなくなるという。
ドライバーとコンタクトセンターのオペレーターは、チャットや内線を通じてコミュニケーションを取ることが可能だ。配送現場とコンタクトセンターの情報連携を密接に行い、チーム全体で顧客対応を行うことで、配送の品質と効率を両立することを目指す。
今後、同ツールを物流業界だけでなく、さまざまな現場作業とオフィス間のコミュニケーションにも広げていく計画だ。
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