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2024.07.12

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総合通販

ジャパネットホールディングス、2023年12月期 売上は5.3%増 家電、グルメ、クルーズの販売好調

ジャパネットホールディングス(本社長崎県、高田旭人社長)はこのほど、2023年12月期の売上高が前期比5.3%増の2621億円だと発表した。主力の通販事業でエアコン、掃除機などの家電製品や、グルメ定期便、クルーズ旅行の販売が好調に推移し、増収に寄与した。

通販事業において、特にエアコンや掃除機などの家電製品に加え、コロナ禍の生産者支援を目的に始めた「グルメ定期便」などが好調だった。コロナ禍で運航を中止していたクルーズ船事業「日本一周のジャパネットクルーズ」を2023年5月から再開した。コロナ禍後の旅行ニーズの高まりにより、売れ行きが伸びたという。

2024年12月期は新たな領域への挑戦にも取り組む。2024年4月に日本初の映画専門チャンネル「スターチャンネル」を、同7月に宿泊予約事業を行う「ゆこゆこ」がジャパネットグループに加わった。各社の培ってきたノウハウを掛け合わせたシナジーを生み出し、BS放送や旅行事業を通して顧客に期待感を提供する。
 
さらに2024年10月14日には、長崎スタジアムシティが開業する。人気アーティストの福山雅治によるこけら落としの無料ライブの開催を情報公開してから、すでに24万人以上の申し込みがあるという。民間主導の地域創生モデルを目指し、開業後も顧客の期待を超える感動を届けられるように注力する方針だ。




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