ECサイトの在庫を実店舗に取り寄せて試着・購入できるOMOサービス「クリック&トライ」は、404店舗が導入し、導入率は同9ポイント増の60%となった。同サービス導入店舗における売上高は、未導入店舗と比較して同17%増と効果が出ている。今後も導入店舗を拡大する方針だ。
オンワード樫山のEC売上高は、同1.1%増の82億1500万円だった。国内対象事業会社7社(アイランド、ティアクラッセなど)のEC売上高は、同1.5%減の41億1500万円となった。
EC化率や自社EC比率はほぼ横ばいで、「これからもオンライン、オフラインの構成比を維持し、バランス良く売り上げる」(取締役 財務・経理・IR担当 吉田昌平氏)という方針を示した。