スイーツブランドを展開するHiOLI(ヒオリ、本社東京都、平岡晃社長)は6月28日、総額8億円の資金調達を実施したと発表した。オイシックス・ラ・大地のグループに入ることで、共同での商品開発、販路拡大などに注力する。一度大手企業の傘下に入り、株式上場を目指すスイングバイIPOを狙う。
オイシックス・ラ・大地、UPSIDER BLUE DREAM Fund(アップサイダーブルードリームファンド)からの第三者割当増資、新株予約権付ローンなどにより、総額8億円を調達した。これにより、累計の資金調達総額は15億円なった。
新たなフェーズに入ることを踏まえ、6月27日には経営体制を刷新した。資本業務提携を主導した平岡晃取締役が代表取締役社長に就任した。HiOLIの創業者でもある西尾修平社長は代表取締役会長に就任し、中長期戦略、新規事業開発などを推進していく。
「当社は酪農家、農家など地方のパートナー企業とともにモノ作りを実施してきた。ブランド作りやモノ作りを通じて、日本の酪農の課題解決のほか、日本のモノ作りをアップデートしてグローバルでも通用するカンパニーにするため、これからも挑戦を続けていく。」(平岡社長)と意気込みを話す。
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