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2024.07.19

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エリカ健康道場、主力の酵素ドリンクを刷新 一部の商品は値下げして提供

「優光泉」をリニューアル

酵素ドリンクのECを手掛けるエリカ健康道場(本社佐賀県、北島昭博社長)は6月20日、主力の酵素ドリンク「優光泉」をリニューアルした。原材料の野菜抽出エキスを、60種から128種類へと倍増した。従来は、2種類の酵素ドリンクから選べる定期便を提供していたが、4種類の酵素ドリンクから好きな商品を選べるようにした。リニューアルに際して一部の商品は値下げして提供するとしている。

顧客の声から4種類へ


刷新した「優光泉」は、果物発酵液や野菜発酵液などを配合した酵素飲料。100%佐賀県産の原料を使用している。

刷新に当たって、原材料の数は、60種類から128種類に増やした。同社では当初、リニューアル後も2品のみを定期購入で展開する予定だったという。リニューアル品について顧客に案内状を送ったところ、「メロンなどのアレルギー物質が新たに配合されたので購入をやめたい」という問い合わせが複数寄せられたという。

「アレルギー物質と言っても、エキスを抽出して配合しているので、アレルギー症状が発生する可能性は低いと考えているが、お客さまの声をもとに開発を進めた。計4種類の中から選んで、定期便で購入できるようにした」(北島社長)という。

これまで主力だった「プレーン」と「梅」の2種類に、「ザクローズ」「和漢」の2種類を加えた計四つから選べるようになった。

「ザクローズ」は、ホルモンバランスが気になる更年期世代向けに開発した商品だ。「和漢」は、漢方発想を取り入れており、ダイエットニーズを訴求しているという。

1000円値下げ


刷新した「優光泉」は、4種類いずれも、1200ミリリットル入りで税込7452円となっている。リニューアル前から価格は据え置きとなっている。

新たに追加した「ザクローズ」と「和漢」については、単品商品としては「プレーン」よりも1000円高い価格で提供している。定期購入にすると、1000円安く購入することができる。

「あらゆるものが値上げする今の時勢で、逆に値下げすることで、お客さまに信頼感を持ってもらいたい」(北島社長)と言う。

「優光泉」の定期購入の顧客は現在約5200人となっている。現在、ウェブ全体で広告による顧客の獲得単価が高まっているため、同社では23年から、新規顧客獲得のための広告出稿をほとんど行っていないという。

「優光泉」のリニューアルをきっかけに、既存顧客のロイヤルティーを高め、休眠顧客にアプローチする戦略をとるとしている。




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