シニアライフクリエイト、見守り安否確認で表彰 配達時に利用者の異変に気付く

高齢者向け宅配弁当などを販売するシニアライフクリエイト（本社東京都、高橋洋社長）は7月11日、加盟店が見守り安否確認において、伊豆中央警察署より表彰されたと発表した。

「置き配」「置き配後の連絡も不要」を希望している利用者宅へ配達に訪れた際、前回の弁当が置きっぱなしになっていることを確認。利用者に電話をかけたがつながらなかったため、事情を警察に説明して、警察官とともに利用者宅へ入ると、室内で利用者が倒れていたという。利用者は病院で手当を受け、命に別状はないという。

同社が展開する「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」は、見守りサービス付きの高齢者向け宅配弁当だ。同社は、利用者と家族にはなれなくても隣人のような存在でありたいという「向こう三軒両隣の精神」が体現された、見守り安否確認の事案だとしている。