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2024.07.21

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ラストワンマイル共同組合、「宅配ミニ」スタート 業界最安水準で

ラストワンマイル共同組合(志村直純理事長、事務局東京都)は6月、新たなサービスとして、業界最安水準の「宅配ミニ」をスタートした。

「宅配ミニ」は対象エリアにおいて、「三辺の合計が55センチメートル以下」「重さ1・5キログラム以下」の小型荷物の配送を、1個当たり税込320円で提供するサービス。専用の箱や封筒を購入する必要もないため、手軽にサービスを活用できるという。

同組合ではビジションとして、「EC配送の拡大及び宅配のますます増加に対して、安定した配送を通じて地域社会に貢献する」を掲げている。少しでも安価にサービスを提供できるよう、開発を行ってきたとしている。

同サービスでは、中小事業者が連携し、荷主企業と直に契約することにより、多重下請け構造を排除している。組合員のネットワークで直に配送を行っているという。共同受注・共同配送のメリットを生かした混載配送を活用し、効率化を図るなどして、より安価な運賃と高い配送品質を実現しているという。

荷物は、「化粧品」「家電部品」「衣料品」「健康食品」「書籍」「雑貨」などに対応している。

関東エリアでは東京都、埼玉県、神奈川県、関西エリアでは大阪府、京都府、兵庫県、奈良県の中心エリアが対象となっている。

「宅配ミニ」では、1年間で5万個、3年後に20万個の取り扱いを目指しているという。




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