2023年5月に新型コロナウイルスが5類に移行された後、売り上げが伸び悩んだという。「旅行に行く人も増え、通販全体が厳しい状況だったと思う」(伊藤CEO)と話す。
下半期は復調傾向だったという。
「お客さまが”ワクワク”するような珍しい商品と、商品の良さを伝えるストーリーテリングに一層注力した結果、好調になったと捉えている。受注件数(受注金額)は伸びたが、顧客数が伸びなかったことは、新規顧客獲得にはつながらなかったが、顧客1人当たりの購入数が伸びたということだ」(同)と話す。
特に商材によっては、上半期の売り上げは振るわなかったが、下半期に販売が好調だったものもあるという。下半期に好調だった要因について、「ストーリーテリングだけでなく、どの年代層に対して訴求するべきか、今一度高度な分析を実施したことで購入につながったと考えている」(同)と話す。