九州電力グループで、電気の計測や制御技術などの製品やサービスを提供する九電テクノシステムズ(本社福岡県、岡松宏治社長)は7月23日、建築物と調和する次世代型の太陽光発電「オールブラック」の販売を開始した。
オールブラックは、九電テクノシステムズが展開するIoT対応のエネルギー創蓄ブランド「HOMEPROSUMER(ホームプロシューマ)」にも対応している。ホームプロシューマは、家のIoTと蓄電池で太陽光発電を効率的に活用し、スマホの操作で家電や設備の一元管理ができる。九州を中心に、30社のパートナーと協力してホームプロシューマ事業として推進している。
製品の特徴は(1)屋根や壁面の美観を損なわずに再生可能エネルギーが活用できる(2)太陽光の取り込みを最大化して、曇りの日でも高い発電量を維持する(3)配線が裏面で一直線となり、セル端部への応力が50%減少し、長期信頼性が向上。災害時も太陽光発電と蓄電池で安定した電力供給が可能─の3点。
▲「オールブラック」の特徴オールブラックは、太陽光発電の製造元であるロンジソーラーテクノロジー(本社東京都、南洋社長)の製品開発チームが約2年に渡り、世界中の何千人ものエンドユーザーを対象に調査した結果を反映した製品。ロンジソーラーテクノロジーが開発した太陽光発電シリーズ「Hi―MOX6」のフラッグシップモデルが「オールブラック」となっている。
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