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2024.08.02

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全日空商事、2024年3月期 通販売上は約65億円 OMO施策など奏功

全日空商事(本社東京都、宮川純一郎社長)の2024年3月期の通販売上高は約65億円(本紙推定)だった。全社売り上げに対する通販比率は約5%となる。

自社ECサイト「ANAショッピングA-style」で、空港店舗「ANA FESTA」と連動したOMO施策を展開しているほか、グループ企業のANA X(本社東京都、神田真也社長)が運営するECモール「ANA Mall」にも出店して顧客獲得に注力した。

自社サイトとモール店舗では、ANAマイレージクラブ会員がマイルを利用できるようにして集客につなげている。

コロナ禍以降、通販売り上げは落ち込んでいたが、こうした施策により微増になったとみられる。

今後は、2024年2月から展開するグループ共通の商品ブランド「ANA FINDS(エイエヌエーファインズ)」を中心としたオリジナル商品の開発を進める。同ブランドは「機内誌での販売展開もありうる」(牛尾隆之リテール推進室副室長)としている。




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