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2024.08.03

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ラストワンマイル共同組合、越境ECの負担軽減 共同で新サービス開始

ラストワンマイル共同組合(事務局東京都、志村直純理事長)は8月1日、小倉輸送(本社福岡県)と共同で、越境EC貨物対象の新サービスを開始した。輸入した貨物を小倉運送の保税蔵置場に保管。保管期間中は関税や消費税などの負担がないため、キャッシュアウトを抑えることができるという。

同サービスでは、釜山港から関門港にEC貨物を輸入し、北九州市に新たな設置した、小倉運送の保税蔵置場に貨物を保管する。釜山港から関門港は距離が短く、京浜港などと比べ、短いリードタイムで安価に輸入ができるという。

輸入通関手続きも円滑に進められ、通関手続きで長く待たされる心配もないという。首都圏などと比較し、商品保管のコストが安価な点も特徴だとしている。

保税蔵置場の商品は、小倉運送の手配により、北九州貨物ターミナル駅から関東まで鉄道で輸送する。トラックによる長距離輸送ではないため、2024年問題の影響も少なく、安定した商品の供給が可能になるという。

関東に届いた商品は、ラストワンマイル共同組合が引き取り、1都3県に向けて配送する。従来のトラック輸送に比べ、短い期間で九州から関東への出荷が可能になるとしている。




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