BREW、グループ会社を統合 連携強化し事業スピードを加速

スタートアップスタジオ・新規事業の創出・CVC機能を兼ね備えたBREW(ブリュー)はこのほど、グループ会社であるWOKEとdiviを統合し、narrative(ナラティブ、本社東京都、小原崇幹代表)として再始動した。統合したことで互いの連携を強化する。さらに事業スピードを加速していく。

BREWは2021年4月に設立した。企業の事業計画策定から商品企画、ブランド設計、クリエーティブ支援、広報支援まで手がけてきた。

2022年には、各領域から優秀な人材を迎えて子会社を設立した。diviでは7事業、WOKEでは3事業を展開。広報支援先は累計90社を超え、グループ全体の売り上げは昨年から約2倍に成長している。

BREWのグループ会社であるP2CやD2C事業、新規事業立ち上げ・マーケティング支援を行うdivi、採用・転職支援を手がけるWOKEと一つになることで、それぞれの支援の形を多様化し、あらゆる”挑戦者”の成長に貢献する。BREWは投資機能を備えているため、存続する。

narrativeでは、主に(1)マーケティング支援事業(2)PR支援事業(3)HR支援事業─を展開していく。

マーケティング支援事業では、グロース支援、IPコラボ支援、ブランド創出を支援する。PR支援事業では、PR戦略支援とメディアプロモート支援を行う。HR支援事業では、人材紹介支援、採用代行支援、採用プロデュース支援を展開していく。

BREWはこれまで、江崎グリコにグループ入りしたGreenspoon(グリーンスプーン)や低アルコールカクテルブランド「koyoi(コヨイ)」を展開するSEAM(シーム)の支援も行ってきた。