ヤクルト本社の2024年4‐6月期(第1四半期)で、ヤクルトレディ(YL)が扱う宅配専用商品「ヤクルト400シリーズ」の1日あたりの販売本数は、前年同期比7.7%減の194万4000本だった。「ヤクルト1000」は同13.9%減の201万1000本で、店頭販売の「ヤクルトY1000」を含めた「ヤクルト1000シリーズ」は同4.3%減の313万7000本だった。
宅配チャネルは、「ヤクルト1000」「ヤクルト400W」で、消費者キャンペーンを実施し、継続飲用の促進と新規客づくりに努めた。宅配組織の強化を図るため、YLの採用活動と働きやすい環境づくりを推進した。
化粧品はオリジナル保湿成分「S.E.(シロタエッセンス)」の「価値普及」活動に重点を置き、「内外美容」の実現と化粧品愛用者数の増大に努めた。
具体的には、基礎化粧品「ラクトデュウ」シリーズから、4月に「ラクトデュウ S.E.クレンジング(オイル)」「ラクトデュウ S.E.ウォッシング」を刷新。薬用歯みがき剤「ヤクルト 薬用アパコート S.E.<ナノテクノロジー>」の販売促進策を展開し、売り上げの増大に努めた。その結果、化粧品事業の売上高は同8.1%増の20億8200万円だった。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。